The farm show
ファーム実演:羊毛刈り、牧羊犬、そして動物たち
ウォルター・ピークのファームショーでは実際に何が行われるのか、そしてなぜ観光用の舞台ショーではなく本物の作業実演に近いのかをご紹介します。
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| Detail | |
|---|---|
| Dogs | ヘディングドッグとハンタウェイによる羊の追い込み |
| Shearing | ニュージーランド伝統のブレード式羊毛刈り技術 |
| Animals | ふれあえる他の農場の動物たち |
| Setting | 1800年代後半から稼働し続ける現役の牧場 |
| Runs | お食事のあとに |
長い羊飼育の歴史を持つ牧場
ウォルター・ピークの歴史は1800年代後半に始まり、マッケンジー家が牧場を経営した80年余りの間に、最盛期には約4万頭の羊を抱えるまでに成長し、その羊毛はウェンブリー博覧会で高い評価を受けました。今日もメリノ種をはじめとする羊たちが現役の牧場の一部として暮らしており、これこそが、観光客向けに作られた実演施設との決定的な違いです。羊も、犬も、この土地も、船がディナーのお客様を運び始めるはるか前から、ここでこの仕事を続けてきたのです。
ヘディングドッグとハンタウェイの仕事ぶり
実演では、ヘディングドッグとハンタウェイが羊を誘導する様子をご覧いただけます。これは牧場で日々行われている作業そのものです。ヘディングドッグは静かに先頭に回り込んで羊をハンドラーの方へ導き、ハンタウェイは吠え声で群れを後ろから押します。牧羊犬について何も知らなくても、この二つのスタイルを見比べるだけでも十分に見応えがあり、ハンドラーが実演の合間に違いを説明してくれるので、推測に頼る必要はありません。
機械式ではなくブレードせん毛
せん毛の実演では、現代の電動ハンドピースではなく、ニュージーランド伝統のブレードせん毛技法を用います。機械よりもゆっくりとした手作業の方法だからこそ、一頭ごとの刈り取りの流れがはっきりと見て取れ、ありきたりなファームパークの演目ではなく、この牧場自身の羊飼育の歴史につながる体験となっています。19世紀の全盛期、ウォルター・ピークのような牧場では当たり前だった技術であり、機械ではなく手仕事で行われることこそ、一般的なふれあい牧場との違いなのです。
農場の動物たちとのふれあい
BBQのご予約では、ファームショーの周辺で他の農場動物たちにご挨拶いただけます。動物への餌やりなどのふれあい体験は、このご予約ではなくRealNZの別プログラム「ファームツアー」に含まれます。出会える動物は季節や牧場の状況によって変わるため、確約された内容ではなく、お楽しみのひとつとしてお考えください。お食事の後に時間があれば、帰りの船に乗る前に湖畔の庭園をお散歩いただけます。
お食事の後にご案内する理由
RealNZでは、まずお食事をお楽しみいただき、その後で牧羊犬とせん毛の実演をご覧いただく流れになっています。ランチクルーズでは明るい時間帯に実演をご覧いただけます。イブニングクルーズの場合、残る明るさは季節や便によって異なりますので、お手持ちの確認書で時間をご確認いただき、写真撮影の光量については特定の条件を前提にされないようお願いいたします。
その情景そのものがショーの一部です
実演が行われるのは、農家の近くにある開放的な中庭。はるか向こうにはワカティプ湖と山々が広がり、標高約1,080メートルの現役農場が舞台です。初期の入植者たちは、クイーンズタウンの教会へ行くために5〜7時間もかけて湖を漕いで渡ったと言われており、その隔たりの深さがうかがえます。今日では渡航そのものはわずか45分ですが、それでもこの農場ショーが本当に伝えているのは、こうした高地の牧場がかつてどれほど孤立していたか、そしてある意味では今もなおそうであるかということ。アーンズロウ号の乗船が主な目的の訪問者でさえ、帰る頃にはまず犬たちの話をするものです。1912年製の蒸気船と比べても遜色ない、実演の確かな見応えの証と言えるでしょう。